12月の腰越教室
小春日和の12月11日、腰越教室が開かれました。
この日の課題は「カリフラワーのポタージュ」と「汁かけ飯」のふたつです。
「カリフラワーのポタージュ」はカリフラワーの房はもちろん、茎ややわらかい葉も使います。スープのとろみは米でつけ、浮き実はゆでた小房と刻んだハム。白いスープにハムの薄桃色が似合っていました。
「汁かけ飯」は食糧難の戦時中、辰巳家で生まれた食べ方です。椀に麦飯を控えめに、上から出汁でやわらかくゆでた野菜汁をつぎかけ、薬味を振ります。
野菜汁の野菜は千切りにした大根とにんじん、ささがきごぼう、里いもの根菜類です。薄切りの干し椎茸も加えます。根菜を切るのが大変ですが、作り方は簡単です。この日は一番出汁で野菜を煮ました。薬味はごま、ゆず(陳皮があればなおよい)、三つ葉。野菜をたっぷり、お茶漬けのように食べられます。
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