12月の鎌倉教室(ご案内)
みなさん、こんにちは。
東京は、今にも降り出しそうな空の下、冷え込んでいます。
台風や豪雨などで被災された地域のこと、焼失してしまった首里城のこと、その他にもいろいろなことが気掛かりな、年の瀬…。どのようにお過ごしですか。
さて、来週末は今年最後の鎌倉教室です。今回のスープは、「カリフラワーのポタージュ」と「けんちん汁」です。
辰巳先生の大系図で、”じゃがいもと米でリエ”というところに載っているカリフラワーのスープ。真っ白でぽってりとして、滑らかな口当たり。今まで持っていたカリフラワーのイメージが変わったことを覚えています。
そして、登場するたびいつも口にしてしまっていますが、辰巳先生のけんちん汁。これを口にしてしまうと、もう今までの作り方には戻れません。矢板先生は「スープの手ほどき 和の部」の中に、こう書かれています。
”蒸らし炒めればアクが最小限に収められ、大根は大根、にんじんはにんじん本来の風味をしっかりと保っている。汁を口に含めば、その緊張感のある洗練された味に驚かれるだろう”
切りものの多さや下処理など、それなりに手間はかかりますが、それ以上の喜びがきっと返ってきますよ。
どちらのスープも「スープの手ほどき」に掲載されています。
それでは、来週。
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