7月の腰越教室
7月の腰越教室は、鎌倉花火大会当日、梅雨の晴れ間に開かれました。課題は酷暑に備えるためにも、「かぼちゃのポタージュ」「なすと大麦のスープ」「焼き味噌」と、夏向いたスープです。
「かぼちゃのポタージュ」には、栄養をむだにしないため、種を煮出した汁を加えることがありますが、苦味が出がちです。この日は試みに、「種と皮を一緒に煮出した汁を加えてみたら、苦味が抑えられました。加えるなら案外、皮を煮出した汁のほうがよいかもしれませんね」と、対馬千賀子講師。
しょうが、ピーマン、角切りのなす、青じそ、八丁味噌を炒めて全体をなじませた「焼き味噌」は、食べづらい夏の味噌汁に代わるものをと、辰巳浜子さんが考えた一品です。「子供の食欲が落ちた時に、焼き味噌のようなものをごはんにのせて海苔を巻き、これをお食べと言ってやれるのが家庭だから」(辰巳芳子)。「焼き味噌」はお粥の供、酒肴にも向いています。
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