映画「かづゑ的」が公開されます
『長い道』(みすず書房)の著書で知られる宮﨑かづゑさんの人生を記録した映画「かづゑ的 BEING KAZUE」(熊谷博子監督)が、2024年3月2日から公開されます。
かづゑさんは瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所、長島愛生園に10歳で入所してから80年ほど、ずっとこの島で生きてきました。らい病の影響で手の指や足を切断、視力もほとんど残っていませんが、買い物や料理など周囲の手を借りながらご自分で行っています。夫の孝行さんと海沿いの夫婦寮に暮らし、78歳でパソコンを覚え、84歳で初めての著書を出版したかづゑさん。いつも新しいことに挑戦する姿は、2012年に公開された映画「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」(河邑厚徳監督)にも記録されています。
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